監督自身が「アイズ・ワイド・シャット」は駄作だと告白

奇才スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」

1999年公開の「アイズ・ワイズ・シャット」。
この作品がキューブリック監督の遺作となりました。
公開時は既に亡くなっていたこともあり、話題性を読んで大ヒット。
トム・クルーズ、ニコール・キッドマンという実際の夫婦が主演することもとても話題になりました。

しかし本作公開後、トム・クルーズ、ニコール・キッドマン夫妻は離婚しています。

キューブリック監督は撮影に集中してほしいという願いからトム・クルーズとニコール・キッドマンをイギリスに一年滞在させることを考えていました。

しかしここで二人の意見が食い違います。
監督の要望に応えたいトム・クルーズと、家を空けたくないニコール・キッドマンの間には深い溝が生まれたと言います。

はっきりとしたコメントは残っていませんが、世間ではこれが原因で離婚に至ったと報道されました。

監督自身が「アイズ・ワイド・シャット」は駄作だと告白

1987年公開のスタンリー・キューブリック監督作「フルメタル・ジャケット」。
この映画で鬼教官役だったR・リー・アーメイは公私ともにキューブリック監督と親交があったと言います。

そしてアーメイがキューブリックのことを聞かれた際、衝撃の告白をしました。

「スタンリーが亡くなる2週間前に電話があったんだ。『アイズ・ワイド・シャット』について2時間くらい話したんだけど、彼は“今回の映画はクソだ”と言い、主演のトム・クルーズ&ニコール・キッドマン夫妻(当時)のやり方に付き合って批評家とランチをするのにもうんざりしていたようだ。彼はシャイで臆病な小心者で、本当に強い人間じゃないんだよ。だからこそ、彼はビッグスターとは映画を作りたがらなかったんだ。スターに思い通りにやらせたら、彼はコントロール出来ないからね。それで、彼の映画もダメになったと言うわけだ」

という告白でした。
公式では発表されていないコメントだとしても、とても興味深い内容だと思います。

本作はキューブリック監督の遺作です。
しかも本作の極秘試写会の5日後に心臓発作で亡くなっています。
参加していたのは、キューブリック、そして主演のトム・クルーズとニコール・キッドマン、配給会社スタッフの極小人数で行われていた試写会でした。