「ディアハンター」撮影前から癌だとわかっていた天才役者

ギネスにも載った大ヒット映画「タイタニック」

名作とアメリカが認めた「ディアハンター」

1978年公開の「ディアハンター」。
ベトナム戦争の帰還兵の生死や友情を描いた名作です。
数々の賞を受賞し、ロバート・デ・ニーロの代表作の1つでもあると思います。

役者陣がなんといっても豪華(?)というか脂の乗り切った演技を見せてくれるのもこの作品の見所の1つ。
ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープと今や大御所と言われるキャストがストーリーをぐいぐい引っ張っていきます。

そこでどうしても忘れていたいけない俳優。
それが「ジョン・カザール」です。

「ディアハンター」撮影前から癌だとわかっていた天才役者

ジョン・カザールは1935年8月12日生まれ。
そして1978年3月12日(満42歳没)、ディアハンターの公開直後に亡くなりました。

出演作品は多くありませんが、出演した主要5作品全てがアカデミー作品賞にノミネート。
そのうちの3作品は受賞。
全ての映画が名作であり、その作品ごとに記憶に残る名演技をしている役者さんだと思います。

「ゴッドファーザー」の次男を演じた役者さんだと言えば、思い出す人も多いはず。
名脇役として記憶に残る役者さんでした。

ジョン・カザールはディアハンター公開直後に癌で亡くなります。
癌と言っても急になるものではないので、ディアハンター撮影中に自分が癌だと知りながらも撮影に挑んでいました。
癌だと知ったユニバーサル・スタジオは彼の出演に賛成できませんでしたが、監督のマイケル・チミノ、更には共演者のロバート・デ・ニーロやメリル・ストリープらの協力の元、制作は続行されたという美しい話があります。

そしてこのディアハンター制作時は恋人という関係だったメリル・ストリープ。
癌だと判明したジョン・カザールと、メリル・ストリープは理解した上で撮影中に婚約します。
死が近づいているとわかった二人の演技に注目してみてください。